東北ツーリン2014
第13日目 (酸ヶ湯温泉〜笑内駅〜大潟村〜秋田へ)

2014.07.19

いよいよ旅の終わりが近づいてきました
3泊した酸ヶ湯を出発します
今日の第一ポイントは
無人駅(笑内駅:うれしない)です
以前テレビの番組で紹介されてて
行ってみたくなりました
酸ヶ湯からは山道を南下します
国道に出たところで道の駅で
小休止です
”じねんじょソフト”
なんでもソフトクリームにする時代ですが
おいしかったですよ
ここにはキャンピングカーも
数台駐車してました
夜間専用トイレ(?)なるものも
ありましたので
その道では有名な場所かもしれません
105号線を南下した山中に
その駅はあります
”おかしない”という駅名(地名)です
日陰らしい場所が無かったので
一番奥の木陰にバイクを停めます
こんな感じです
 「無人駅 何にも無いけど 何かある!」
って おもしろい台詞ですね
待合室です
中もきれいに維持されてました
秋田内陸縦貫鉄道 とあります
ホームのベンチで景色を見てたら
突然踏切が鳴り始めました
可愛い車両が入ってきました
車掌に”乗らない”と合図すると
ホームを離れて行きました
また静かな集落の景色に戻りました
さあ、そろそろ出発しましょうか

そうそう、休憩中に集落のおばあさんに
話しかけてみましたが、返ってきた言葉は
まったく理解できず、次の言葉が
出せませんでした
残念!        
                (^_^;)
バス停に”根子入り口” とありましたが
何の入り口かな?
県道に戻ったところに看板があり
  ”またぎの里への入り口”
とありました
入ってみたい気もしましたが
先を急ぐので、今回はパスしましょう
次のポイント”大潟村” へ向かう途中で
ランチタイムです
やまと豚と新鮮な野菜をたっぷり使った
冷麺です
これもさっぱりしてておいしかったですね
たくさん観光ポスターがあったので
眺めてたら
ありました”マタギの里”
”大潟村” 感動を呼ぶ大地
のポスターもありました
さあ、ここへ向かいましょう!
大潟村へも峠越えになります
山中で
前から後ろから雷鳴が轟き始めました
これはやばいのでカッパを着込みます
平地に出て振り返ると
峠は雲に覆われてました
今回2度目の大潟村へ到着です
空は黒くもが覆っており
いつ大雨が降り出してもおかしくない
状況です
今のうちに中を見学しておきましょう
干拓前の八郎潟の全景ですね
日本で二番目に大きかった湖だそうです
八郎潟を埋めるという案は
結構古くからあったようですね
1825年には西岸の400haを開拓した人が
いたとのことです
当時の漁業の様子です
これが干拓後の全景写真です
南の方に八郎潟の一部が残されてます
干拓中の写真ですね
干拓初期の苦闘の様子が
立体的に再現されてました
干拓にあたっては
オランダからの協力を得てたそうです
1960年(昭和35年)に
干拓工事が着工されました
そして大潟村が誕生します
1978年には干拓事業が完了しましたので
干拓工事だけで18年かかったことに
なりますね
全国から第5次の入植が行なわれ
589名の入植と記録にあります
もちろん地元の秋田県からの入植が
一番だったでしょうね
記録写真展も併設されてましたが
撮影が禁止でした
大潟の農機も見てみたかったのですが
見ることは出来ませんでした
もっとPRすればいいのに!

外に出ると未だ雨が降り続いてます
ちなみに大潟村創立50周年記念
なんですね

この時点で困ってたことがあります
今夜の宿が取れません
電話をかけまくってるのですが
どこも満室!
まあ 何とかなるかと
道の駅で腹ごしらえです

後から来た若いライダーによると
秋田の宿はどこもヒットしない(スマホ)
とのことで、ここへやって来たそうです
そう、ここの自販機コーナーは
24時間営業になってました
もちろんトイレは直ぐ隣にあります
雨も上がりました
私は大潟村の中を回って
秋田に向かうことにしました
なんとかなるでしょう
ここはポンプ場
大潟村の中央を流れる用水を
汲み上げてます
干拓で村の周囲は堤防で囲まれてます
でっかい用水路です
悠々と流れてますね
大潟村の中央を走るのは
上の写真の用水路とこの無舗装の農道です
ちなみに左の舗装道はソーラーカーが
走るコースのようです
又、自動車道は十字に一直線の道が
クロスしてますが、村の農地の中央を
外れたところに設けられてます
メインはあくまで水田と農道ですね
農道をかなり走りました
多分 大潟村の農地のほぼ
中央あたりに来てると想います
”日本一低い山:大潟富士”
に出くわしました
ちなみに足元の標高は0mを
少し下回ってるようです
山頂からの眺めです
とても農地の全景を見ることは
できませんね
夕日がきれい!
今居る場所は左の図のほぼ中央で
用水路と道路の交差点です
ちなみに
一農家の農地は10〜15haだそうです
ここからは自動車道に戻り
秋田市へ向かうことにしました
宿は取れるかな?
八郎潟からは出ましたが
その周辺での農地開拓も
立派なものですね
秋田市に入り
レッドバロンでチェーンに給脂して
もらいました
弱りました
宿が取れません
聞いてみると、高校生の水泳大会(?)
があるそうで、一ヶ月前から宿はどこも
満室状態だったそうです
明日の出航時間も早いので
今から遠くの宿にも行けません
コンビニの休憩エリアで夜明かし
となりました
最後の最後に落とし穴(?)が
待ってた感じですね