東北ツーリン2014
第7日目 (遠野YH〜遠野散策〜宮古へ)

2014.07.13

昨夜は懐かしいYHのスタイルを
楽しめました
旅好きの若者2名、山好きの女性2名
米国の若者2名
こうしたふれ合いがYHの魅力ですね
ただ、ペアレントのお話では
日本の若者が旅をしていないそうで
これは時代の変化というより恐い(?)
感じすらしますね
昨日、八幡平から遠野へ
走り抜けてきましたが
その時の道路標識の地名表示に
改めて衝撃を受けました
出てくる地名がテレビや新聞で
出てくる被災地の地名ばかり
だったからです
当たり前(?)といえばそうなんですが。。。
この辺りの国道の流れが
とても速いのに驚きです
先ずは道の駅で朝の一服です
のどかな風景が広がってますが
新しい道路が横切り始めてます
遠野散策のスタートは”千葉家” からです
南部曲り屋ですね
道路から見てもお城のようですね
15人の作男を含めて、25人の家族が
暮らしてたそうです
もちろん馬も20頭 暮らしを共に。。。
庄屋的存在ではありますが、4代目が
飢餓に苦しむ人々の救済のために
10かけて建築されたそうです
又、領主が往来する際には、石垣を
ムシロで覆い隠してたそうです
中庭からみた曲りの部分です
周囲に蔵が点在してたそうですが
今は1箇所にまとめられてるそうです
母屋には凝った部分もありました
馬屋のあたりでしょうか?
珍しい物が並んでますが
ここに20頭の馬がいた様子は
ちょっとわかりませんでした
こちらは作業小屋で
かつての農機具が並んでます
こちらはムシロをつくる道具だそうです
こちらは麦を平たく潰す道具だそうです
はじめてみました
こちらは大きな一斗升ですね
これもはじめてみました
こんなものもありました
”下駄スケート”
とのことです
二つ目のポイントは
”遠野城下町資料館”
です
遠野座で昔話を楽しみます

      「どんどハレ」
城下町のほうで饅頭屋を見つけ
しばし休憩とあわせて
土産を済ませました
さあ、三つ目というかメインポイントに
やってきました
このお寺の裏にあります
そう ”カッパ淵” ですね
ここはなんとも外せないポイントです
テレビで見てましたが
やっぱり現地を訪れてみたい!
こんなものも手に入れてしまいました
カッパを捕獲するには
7ヶ条を守らねばなりません
チャレンジする方は、事前に
よく検討しなければ。。。
四つ目のポイント
”デンデラ野”
です
”姥捨て山” とも言われてますが
60歳を超えた老人の
老人ホーム(?)のようなもの
だったそうです
橋の欄干に老いた母親を背負う
息子のイメージが表現されてましたが
つらい時代があったんですね
改めて今の介護のことを
考えさせられました
遠野 最後のポイント
”水車小屋”
です
これも本物を見るのは初めてです
坂の多い集落だったそうで
落差をうまく利用できたんでしょうね
曲り屋のまわりはヒエ、アワ、豆畑で
囲まれてたそうで、脱穀、製粉に
利用されてたそうです
水路と水車はこんな感じです
大きな水車を24時間回し続ける
構造なんですね
小屋の内部のウスと杵の仕掛けです
いまはストッパーで止めてありますね
水車の軸は勢いよく回り続けてます
軸受け部には
しっかりと油が補充されてます
恐いくらいの動力を感じますね
扱いは慎重にしないと
大怪我に繋がりますね
遠野を楽しんでたら
あっという間に時間が過ぎてしまいました
宮古へ向けて峠越えです
山中の休憩で
こんな案内が目に入りました
小国堰(喜右衛門堰)とあります
伊達家を追われた罪人(?)だった
そうですが、この偉業による功績は
郷の人々にとっては宝ですね
夕刻に宮古港に到着しました
港は更地となっており
工事が進んでいるようです
とても静かで、穏やかな感じでした
今日はビジネスにチェックインです
夕食に街に出てみました
空き地が沢山あり
仮設店舗を探しましたが
このあたりには無いようです
ふとこんなお店がありましたので
入ってみることにしました
小雨が降ってますがパラソルがあり
うまく土地を利用してましたね
それなりに楽しめそうです
おばあさんが
店の切り盛りに頑張ってましたよ

さあ、明日は三陸沿岸を
北上します