東北ツーリン2014
第10日目 (脇野沢YH〜蟹田FT〜竜飛岬〜五所川原〜酸ヶ湯温泉へ)

2014.07.16

今回二つ目のYHでは
大人だけでのコミュニケーションが
楽しめました
フェリーや周辺の情報をいただいて
出発です
先ずは脇野田FTへ寄って
乗船手続きを済ませます
出航が10時50分ということで
十分な時間がありますので
近所を散策してみることにします
ペアレントから情報をいただいた
九艘泊の港まで行って見ることに
しましょう
ここから先に
海岸沿いの道はありません
猿の住む北限ということで
サトウハチロウの句碑がありました
  ”猿は友だち”
とありました
のどかな漁港です
いつまでもじっとしていたい気分に
なります
定刻にフェリーが入港してきました
乗船です
バイクは一番乗りでした
60分ほどで陸奥湾を横切り
対岸の蟹田FTに入港です
陸奥湾沿いに下道を回ることも
考えましたが
ここから先の走行距離も考え
無理を避けることにしました
さあ、上陸です
脇野田では給油ができなかったので
先ずはガソリン補給を済ませ
ランチも済ませて
津軽半島に向かいます
先ずは竜飛岬!
延々と走ってやってきました
竜飛岬の根元に
有名な階段国道339号がありましたので
ちょっと覗いてみましょう
もちろん覗くだけで歩きません
何せ
  ”362段”
あるそうです
竜飛埼灯台です
対岸は見えませんね
津軽海峡の夏景色です
ずいぶんと個性的な石碑がありました
見てみると
  「吉田松陰先生詩碑」
とあります
思い出しました
吉田松陰が日本の進むべき道を
考えるにあたり
先ず日本を知らねばならぬと考え
旅に出、北はこの地までやってきて
ここから異国の船を見
国の守りに思いをはせたんでした
そのことを謳ったものですね
さあ、ここからは海岸沿いに
十三湖を目指します
いっきに海岸まで下るようです
きれいなルートです
こんな滝にも思わず停車です
十三湖にやってきました
ここでは名物の”しじみ” を堪能です
といってもしじみ料理というのも
あまり聞かないようで
ここでは”しじみラーメン?” となりました
十三湖を眺めながら
五所川原へと入って行きます
津軽の冬・雪を想像させる景色です
一面水田が広がってます
見ごたえがありますね
五所川原といえば太宰治ですね
ここは生家の「斜陽館」です
庄屋としてとても立派な建物です
内部には洋間や事務室もそろってます
当初からこの壁で囲まれており
騒動への配慮が必要な時代だったことが
うかがわれますね
『撰ばれてあることの
   恍惚と不安と
       二つわれにあり』
米倉もありました
明治末期の反収は
大豊作でも5〜6俵
津島家の小作料は
一反歩で上田で2俵半
中田で2俵と
収穫のほぼ半分だったと
言われているそうです
今日からの宿泊地”酸ヶ湯”に到着です
ちょっと遅くなりそうだったので
五所川原からは高速を利用して
やってきました
ここで3泊の湯治を楽しむ予定です
ただ、酸ヶ湯には相部屋はないそうで
全て個室になります
自炊はOKで、必要な設備が
用意されてます
バイクたちも屋根つきのスペースが
ありました
何はともあれ”千人風呂” へ直行!