今年最後かな?
友人が企画し、毎年機会に恵まれず流れてた
”四国V字ツーリング”
を実行する日がいよいよ来ました
ただ、直前になって”お遍路”?の文字が入りました
理由はよく分かりませんが、天気もいいので(?)決行です

2009.04.30:第一日目

今日の初日は、四国上陸点の松山に向け
神戸からフェリーに乗り込むだけです
出航は22:40分なので、出発も夜中に
なりました
一時間前の集合時間に、フェリー乗り場に
到着すると、すでに友人達が待ってて
くれました
いよいよ、今年二回目のツーの始まりです
友人のクラブマン500はユーザー車検を
受けたところです
マフラーを交換する時間がなく
オリジナルマフラーがついてました
初めてみるオリジナルの姿です

ちなみに、今回のツーは彼が先頭を
走りますので、後続の私達は
静かな(?)ツーが楽しめそうです
2009.05.01:第二日目

サンフラワーは、松山の前に
今治にも寄航します
ぐっすり眠れた私は、甲板に出て
夜明けの海を楽しみましたが
友人達はエンジン音に悩まされて
眠れなかったそうです
7:50松山到着です
眠れなかった友人達も、上陸準備を
始めます
初日は松山を基点にR33号をベースに
高知を目指すルートです
第一ポイントは松山城です
入り口が分からず、周囲を2週して
やっとロープウェイに搭乗です
先回に続き、今回も快晴で
雨の心配は無用のようです
こうなると、気分も乗ってきますね
当初の予定では、ここからR33に
入る予定でしたが、第二ポイントは
四国46番札所(浄瑠璃寺)です

聞けば、「今回通過する愛媛、高知、徳島
の各県で、最低1箇所の札所を
取り入れた」とのことです
仏の指紋を撫でながら上機嫌です
何を祈ってるのかな?
第三ポイントも札所でした
47番札所(八坂寺)です
車で回られるお遍路さんが多いようです
お遍路さんの要領も知らない私達は
お邪魔をしないよう、静かに雰囲気だけ
楽しませてもらいます
やっとR33へ入り、いつものツーが
始まりました
ネズミ捕りもラッキーにすり抜け
昼食は道の駅「みかわ」です
メニューが一般的なものばかりで
ちょっと残念でしたが、かき揚げ丼を
お願いしましたら、”川えび”がいっぱい
入ってて、楽しめました
ちょっとあごが疲れましたが。。。
高知の桂浜へは”横浪黒潮ライン”を
経由します、須崎からの入り口で
苦労しましたが、ここはいいコースです
ご覧の絶景が広がります
半島に立派な道路が通ってます
太平洋は大きすぎてカメラには
収められないのが残念です
桂浜に到着し、先ずは坂本竜馬銅像へ
向かいます
前回来たときも夕方で、銅像の正面からは
逆光になるため写真が撮れません
今回も後光がさしたようにしか撮れず!
後姿で辛抱ください
それほど大きくもない浜ですが
ゴミもなく綺麗に保たれてます

ちなみに潮の流れが速く危険なため
水泳はだめなようです
個人的にちょっと楽しみにしてた
木彫りの土佐犬ですが
今回は後ろ向きになってました
前回はガラス戸の手前にあったような
気がします
桂浜から龍河洞に向かいましたが
時間が遅く閉まってました
明日で直すことにして、龍河温泉で
疲れを癒すことにしました
湯上りに休憩中に、みやげものの
土佐文旦が目に入りました
とても大きく、バイクに積んで帰ったら
目立つこと請け合い!
と思いましたが、思いとどまりました
さあ、夕暮れになりましたので
宿に向かいましょう
宿は訳ありホテル(?)で安く上げました
その分食事に! ということで
クジラコースか皿鉢料理か?
を決めねばなりません
多数決でクジラ料理店に入り
”ハリハリ鍋”を頼みましたが
鍋の季節は過ぎててアウト!
クジラコース料理に変更となりました
満腹後ですが、土佐料理店へも
強引に引っ張ります
途中のはりまやばし(?)で
記念撮影です
”のれそれ”を求めて土佐料理店「司」へ
やってきましたが、時既に遅しで
諦めました
2009.05.02:第三日目

今日は高知から徳島経由で自宅まで
一気に駆け抜けます
予定より30分早めの出発です
昨夜はよく眠れたようです
先ずは、29番札所(国分寺)です
早朝で落ち着いた雰囲気です
どこのお寺でも、お遍路さんを迎える
やさしい雰囲気が漂ってますね
さて、昨日は入れなかった
龍河洞です
いきなり急な階段です
直ぐ隣には、エスカレーターがあります
こっちに乗れば良かったかなァ
ところどころ、身をかがめながらの
探検気分です
写真撮影は概ねOKなのですが
私の技量ではうまく撮れませんでした
30分ほどで洞窟探検を終え
みやげ物店へ寄ります
友人はここで包丁を調達です
地場産業だそうで、名前の刻印も
してくれてます

ちなみに私は、草刈り用の鎌を
調達しました
さあ、徳島へ向けて内陸コースの
始まりです
R32〜R439〜R438〜徳島へ抜けます
西祖谷へ向かう途中の風景です
川沿いの斜面に建つ集落でしょうか?
何か奈良の山中に似た雰囲気です
昼食はうどん亭「さくら」です
ご主人がバイク好きとのことで
店内には、バイクと一緒に撮った
来客の写真がいっぱいです
おいしい讃岐うどんを釜揚げで
いただきました
さて、西祖谷のかずら橋に到着です
私は以前ここに来たことがありますが
その面影がこの風景に少し残ってました
川向こうには、ごらんのような駐車場
と観光スポットが出来てました
かずら橋です
観光客も多く、橋は一方通行でした
私がその昔に来た時の橋は
もっと目の粗いものだった
ように記憶してますが、今はワイヤーで
補強され、安全になっています
ボンネットバスも活躍してて
人気があるようです
バイクへ戻る時に
お店のしながきにある”そば団子”が
目に入りましたが、あいにく
お店は休み!
あきらめてR439へ向かう途中で
リーダーが蕎麦屋を見つけて停車
してくれました
メニューに
 ・そばがき
 ・そば団子
がありましたので早速注文です
写真は”そばがき”
あたたかで素朴な味です
そば団子は黄な粉で甘くしてありますが
これも素朴な味です
R439に入り、奥祖谷のかずら橋に
到着です
発券所のおばちゃんに
 「西祖谷の橋とどこか違う?」と問うと
 「同じだよ」との返事です
これを聞いて、友人は500円の料金を
渋ってますが
もう二度と来ることもない(!)のだからと
急かして橋を渡ります
  ・こちらは往復できること
  ・揺れが大きくて楽しいこと
を帰りにおばちゃんに教えてあげました
さて、ここからが今回の山場となる
内陸コースです
R438に入り、トンネルを抜けたところで
視界が開け、急停車です
(振り向いて標識を撮影)
剣山からご覧の谷を川沿いに下って
徳島に出ることになります

途中”コリトリまで○km”という看板が
何度も出てきますが、1kmを切ったところ
から、村らしいもののないまま通り過ぎ
たようで気がかりになりました
「垢離取」と書く地名のようです
東祖谷村を抜け木屋平村で休憩です
ここまで来て、やっとご覧のような
休憩所が出てきます
休憩室内のポスターです
剣山の案内です
自然ありのまま!
正に、そんな感じですね
大桜や枝垂れ桜の名所もあるようです
無事に徳島へ下りつきました
このまま鳴門ICから高速に乗るかと
思いきや、一番札所(霊山寺)が
残ってるとのことで、やって来ました
お遍路さんのスタート地点です
立派な池もあり、スタート地点に
ふさわしい雰囲気でした
夕暮れも近づいてきました
ツーリングの無事を感謝し
ガソリンを満タンにして
高速で一気に淡路島を駆け抜け
帰宅することにしましょう

今回の走行距離:約500km