今年最後かな?
やってきました夏休み
世間では仕事も出来ないくらい暑いので休暇なのです
そんな暑さの中をキャンプツーすることにしました
テーマは”気の向くままに!”

九頭竜〜五箇山〜伊勢?


初日

2008.08.11

行き先は、涼を求めて信州方面
学生時代にサイクリングしたコースを
一部に取り込んでみたい
初日のキャンプ場は、九頭竜と
決めました

8:00 積み込みも完了
出発です
九頭竜へ向かうルートとして
サイクリングの思い出の越前海岸
経由としました

街中の暑さを避け
高速で一気に大津までワープ!
5kmくらいの渋滞がありましたが
路☆走行でスイスイと走りぬけました
大津市街から湖岸道路へ入りましたが
なんだか暑いだけの走行の予感がし
鯖街道(367号線)へルート変更

昼には早い時間ですが
こんな看板見たら、寄らない訳には
行きません
お姉さんに、
「少しでいいんで食べさせてくれる?」
ってお願いしたら
「一人前で生と焼きをセットできますよ」
と気の利いた返事が返ってきました

いつも食べてる、鯖の押し寿司とは
違った美味しさです
ゴマとか生姜を使ってて素朴な味です
それに大きい!
おにぎりのボリューム感です
鶴賀を抜け越前海岸へ出ます
35年以上前、やっとの思いで
日本海へ出たんですが
目の前の急な長い上り坂に
愕然とした思い出があります

今回はバイクで楽々登坂です
夏の日本海
今回も、穏やかでゆったりしてます
今回は冷房の効いたレストランで
アイスコーヒーを楽しめます
とっても幸せです
さあ、ここからは九頭竜へ向けて
山へ入ってゆきます
武生から県道248号線を抜けましたが
地道の狭いつづら折れで
2速で登ってたつもりが、実は1速!
恐い思いをしました
                 (^_^;)
417号線との合流ポイントに
こんな看板があがってました
夏は、海岸線も楽しいですが
山の中が涼しくて楽しめます
大野の手前の峠で休憩です
大野の町の一部が
がこんな風に見えました
のどかな雰囲気です
ゆったりしてたら
先ほど通り抜けたトンネルの出口の
あたりの草が、気持ち良さそうに
風に揺れてます
めったに車も来ないことをいいことに
トンネルの出口に寝転んでみます
冷気がとっても気持ちよく
このまま昼寝をしていたい感じです
大野の町で買出しをしてから
キャンプ場に到着です
「麻那姫湖青少年旅行村」です
バイクの乗り入れOKで、無料です
5時前でしたが、管理人は不在
既に10張りほど家族ずれの先客が
楽しんでました
正面右の方は有料とかいてありました
当然左へ入ります
しばらくすると、ハーレーが一台
入ってきました
今朝、神奈川からここまで来たそうです
聞けば、私と同じ歳
今夜のいい話し相手ができました
風も心地よく、テントを張って
温水シャワーでさっぱりして
酒を飲みながらバイク談義に
盛り上がります
蚊取り線香も焚いてますが、なにやら
虫が刺してきます
小さな痩せたハエ? そうブヨでした
これが、大変なことになるとは
思いもよりませんでした
                    (@_@)
本日の走行距離:290km


2日目

2008.08.12

キャンプの朝は早起きです
朝もブヨ攻撃は止みません
Hさんと一緒に朝食を済ませ
出発です
Hさんは福井から石川方面の予定で
私は九頭竜から五箇山方面へ
向かいます
昨日は通り過ぎた麻那姫のモニュメント
にちょっと立ち寄ります

このところ、全身金色の像に
遭遇します
越美北線の終着駅「九頭竜湖駅」です
道の駅と併設されてて
綺麗な駅になってます

年期の入った駅を想像してたんですが
ちょっと期待はずれ?
やって来ました「九頭竜ダム」
ダムもさることながら
九頭竜湖はさすがに大きいですね
一周してみたいと思ってましたが
すぐに諦めました
158号線を快走して白鳥に入ります
気温は既に32℃!
走ってると頭がボーッとしてきます
 駐車中の車もギラギラと眩しく
外に出る気力が失せてきます
無理をせず、涼しい休憩室で
しばらく休むことにします

それにしてもECO活動のためか
どこへ行っても冷房温度が高めだった
のには素直に期待を裏切られました
意を決して156号線を北上します
ひるがの高原あたりはさすがに
涼しさを感じます
御母衣ダムを目指しますが
頭がボーッとしてくるので
またも日陰で休憩
地元の人も、車で休憩してます
目の前を走り抜けてゆく
ライダー達に感心してばかりですが
じっと我慢

休みながら、居眠り対策を考案!
退屈なナビ音声を、携帯の音楽に
変更することにしました
これは大成功で、居眠りは
しなくなりました
御母衣湖はこれまた巨大でした
ただ、停止ポイントをうまく見つけられず
MIBOROダムサイドパークまで
走り抜けてしまいました

ダム湖の写真はありません
                   (>_<)
歴史資料にもありましたが
これだけ大きなダム湖ですから
犠牲になった村々が多かったことは
想像できます
休憩室で掃除のおばちゃんに
声を掛けてみました
やはり、ダム湖に沈んだ村の方で
今のお金に換算すると4億円くらいの
保障をそれぞれ受けたそうですが
その後の人生は様々だったそうです
 「お金がないのは馬鹿にされるだけ
   だけど
    多すぎるお金もよかあない!」
とおっしゃってました
このあたりには
  ・九頭竜
  ・御母衣
  ・手取り
の大きなダムが建設され
中部、北陸地域への電源供給を
担ってきたのがよく分かります
さて、2日目のキャンプ地
「五箇山国民休養地」です
熊に注意って言われても。。。

川沿いの国道156号線から
つづら折れの坂道を登った
相倉合掌集落の奥にあります
少し設備は古いですが
雰囲気は十分です
私の他には、家族づれが1張りと
ライダーが3張りです

準備を終えたら、近くの温泉
(といっても6kmほどありましたが)
へ出かけます
戻りがけに、バッグを4つ付けた
サイクリングの若者が、つづら折れを
押して登っているのを追い越しました
私がテントに横になっている頃に
その若者がキャンプ地に到着しました
一時、雨も降ったのできつかった
はずです
翌朝 声を掛けてみたら、大阪から来て
北海道を目指していると
眼を輝かせてました     (^^♪

本日の走行距離:160km


3日目

2008.08.13

キャンプ場の朝日が差してきました
すがすがしい朝から暑い日ざしに
変わってゆきます
五箇山の山深い景色も
朝もやの中に浮かんでます
ブヨに噛まれた両足の様子です
だんだん腫れあがってきてます
この後、足首もパンパンになってゆき
赤信号で足を着く度に
痛みというか、快感がはしるように
なりました
キャンプ場からは合掌村を抜けて
行きますので、無料で見学させて
もらいます
ただ、早朝なので静かに外から
見るだけですが。。。
村の神社も雰囲気があります
冬の合掌村に来て見たいのですが
バイクでは無理ですね
156号線で高山へ向かいたかった
のですが、通行止めのため
一旦、白川郷まで引き返して
後のルートを検討します
若い夫婦連れにシャッターをお願い
したところ、ご夫婦でライダーとのことで
喜んで引き受けてくれました
同じルートを走るのもイマイチなので
白川郷の観光地もバイクを降りることなく
360号線の山道へはいることにしました

今日は、帰宅する予定ですが
ここからはちょっと遠いし
高速ばかりで帰るのも面白くないし。。。
360号線は大正解でした
峠越えの涼しいコースで
景色も楽しめます
ご覧の中滝もカーブを回ると
目前に現れます
私がカメラを構えていると
車から降りてきた老夫婦が揃って
三脚を立て始めました
すかさず質問です
 「滝を撮影する時の素人向けの
  アドバイスは何ですか?」
 「そう、スローシャッターだね」
これで、かみさんに知ったかぶりが
できます       (^^♪
白山でしょうか?
天気も良く、綺麗な眺めです
天生峠に到着です
ここの峠には駐車場のスペースが
確保されていますが
峠らしい眺めはありませんでした
360号線も麓まで降りてきました
高山はすぐそこです
いい休憩スペースがあったので
コースの確認をすることにします

もう一日延ばして、以前から
行ってみたかった、伊勢の
御座岬までゆくことにしましょう
ちょっと距離がありますが、気ままに
行くことにします
何故か突然”McDONALD”の店内です
マップルを見てたら
41号線沿いに、地元のライダーお勧め
の”国八食堂”なる案内を見つけ
ここに寄ろうと決めてたんですが
33℃の気温は、冷静さを奪い取ります
山道の自然に浸った脳みそに
ドライブスルーの看板は効果てき面!
気が付くと店内に居ました
                  (^^)/~~~
41号線は、サイクリングで
名古屋へ向けて下ったコースです
野宿した駅を探しながら走りましたが
35年前の記憶は曖昧で
見つけることが出来ず、無念です
暑い毎日ですが、食欲が落ちなかった
のは、幸いでした

下呂温泉街を抜け、ドライブインで
みそかつ定食を頼みます
お〜ッ 名古屋スタイルで盛りだくさん!
パイナップルとバナナのデザート付き
お腹も一杯になったところで
伊勢へ向けてのルートチェックです
といっても、時間を考えると
高速でワープするしか方法は
なさそうです
小牧から東名阪経由で伊勢自動車道
を突っ走ることにします
キャンプ場へは20時 真っ暗な中での
到着でした

本日の走行距離:460km


4日目

2008.08.14

暗い中でテントを張ってたんで
周りの様子は朝になって分かります
ここは海に近い大きなサイトで
家族連れや若者達で賑やかでした
料金もお盆料金とのことで\2,000!
夏の海辺のキャンプサイトは寝苦しい!
でも朝の海はGoodですね

今日は、昨夜走った260号線を戻り
英虞湾沿いに南島町へ向かいます
伊勢を目指した理由にこ神前浦が
あります
若い頃にお世話になった叔母さんが
住んでた所で懐かしさが蘇えります
懐かしい港の風景です
ついでに山道へも入ってみました
今は広い道が別に出来てるため
ほとんど通行する人もいないようで
荒れてたのが残念です
さあ、ここからは一路自宅を目指して
山道を奈良方面へ抜けます
県道33号線〜42号線を抜け大台町
から県道31号線〜422号線〜166
号線(伊勢街道)で大宇陀〜針テラス
へ抜けるルートです
422号線も涼しくて、車が少なく
気持ちよく快走できました
ガードレールに写真のような標識が
たくさんあり、安心して進めます
166号線の波瀬付近で昼食です
テーブルに伊勢街道の紹介がありました
伊勢神宮へのルートをあまり気にした
ことはなかったんですが、おもしろそう
針テラスへ戻ってきました
ここまで来ると、いよいよ旅の終わりを
感じてしまいます

ライダー達も暑さに茹だりながら
それでも走ってます
入道雲は雨も感じさせてくれますが
やっぱり暑すぎますね
                  (^^)/~~~

本日の走行距離:280km
4日間の走行距離:1,190km


おまけ

1. ちょっと感じたこと
   ・どこを走ってても、日本の田んぼは綺麗に整備されてました。
    お米の自給だけは問題なさそうです。
2. 真夏のキャンプツーは体力・気力的にかなりキツイです。
   ・行楽のシーズンにもっと連休が欲しい!
3. 今回のキャンプツーリング費用(3泊4日)
   ・ガソリン代      : \7,860
   ・キャンプ場利用料  : \2,500
   ・高速代        : \6,500
   ・食事代他       : \13,140
             (合計:\30,000)