友人と北の大地を目指して
北の大地を目指すトレーニングの第4弾です
第一弾では雨中での走行がありましたが
今回は寒気の中での走行となりました
限られた装備での適応が必要ですね

20012.05.12

10時に待ち合わせて出発し
西脇市を抜けたところで
初回の休憩です
天気予報は
 曇り時々晴れ 気温 13〜15℃
”花冷え”の状態ですね
腕を組んで、何やら思案している(?)
のではなく、寒いのです
エンジンで手を温めます
簡易防寒対策ということで
合羽を着用し道を進めます

427号線から県道8号線へ入り
”松か井の水”で小休止です
勢いよく流れています
多くの人がペットボトルを多数用意して
給水行列されてます
私もコーヒー用に汲んでおきましたが
残念ながら
本日の出番はありませんでした
準備もできましたので
次に向かいましょう
続けて”グリーンエコー笠形”で
大空に泳ぐこいのぼりを楽しみます
若葉の山をバックにしたこいのぼりも
元気で楽しい感じです
今日は強い風が吹いているんで
ベストコンディションですね
青空にも映えてます
中に、一匹 おもしろい柄の
こいのぼりが混ざってましたよ
合羽で防寒対策している身には
太陽の暖かさがうれしいです

312号線を北上し、朝来IC付近から
429号線へ入ります
やって来たのは”神子畑鋳鉄橋”です
国の重要文化財にも指定されていて
日本最古の鋳物でできた橋だそうです
外国技術者の指導を受けて作られた
ものでしょう、アーチ型の綺麗な
姿です
絵になってますでしょうか?
何か日本的なデザインも感じます

この橋は鉄道用ではなく
鉱石を運ぶ馬車を通す為の物だった
そうです
国道の脇に、当時の馬車道が
残っています
門扉はありますが、遊歩道として
散策できるようになってました
本日の目的地 ”神子畑選鉱所”に
到着しました

背景の斜面が、その跡地です
ひな壇状の建物の基礎が残っている
だけですが、明治の遺産と思うと
すごい迫力です

左端には、ケーブルのレールも
残されています
建物があった頃の写真です
更に迫力がありますね
技術指導に来日していた
フランス人技術者(ムーセ)のために
建てられた洋館です
今は「ムーセ写真館」として
役立ってます
土日祝日のみの開館だそうです
錫の選鉱を中心としていたそうで
写真の右手前に積まれているのが
錫のインゴットです
いつ頃のものかは分かりませんが
若々しくて、希望を感じさせます
当時の小さな電車が保存されています
パンタグラフが付いてるので
間違いなく電車ですよね
看板には
”鉱石運搬のための明神電車
(区間6.1km)” で”その後、従業員と
その家族の交通の便を図るため客車が
連結された” とあります
小学校の跡地も残ってました
ご覧の建物は体育館のような作りでした
遊具も錆びていますが、姿は
残ってます
木部は朽ち果てていますが
こんな洒落た遊具もあったんですね
私の小学校にはありませんでしたね
山の中だけあって
小川も橋も雰囲気が残ってます
近くの古い民家(?)に懐かしい
ガラス戸がありました
今では手に入らないんでしょうね
懐かしい雰囲気です
帰りは、生野から429号線で大名草へ
抜け、青垣経由で柏原から176号線へ
入ります
途中、頼まれたお土産を求めて
お店に立ち寄ります
”小鼓の梅酒”をお願いしたところ
廃番となっているそうで、代わりに
定番の栗焼酎を手に入れました
夕焼けの時刻に帰宅です
珍しい遺産を楽しめましたが
体は冷え切ってました
北の大地への修行は続きます

本日の走行距離:約220km